日本の世界遺産

今日は日本の世界遺産について語ろうと思います。

そもそも世界遺産とは、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が世界遺産リストに登録した「人類が共有すべき“顕著な普遍的価値”を持つ物件」の事です。
国連に加盟する国である限り、例え武力紛争中であっても破壊行為を行うべきでない、とされます。
ルールを守るならの話ですが。

故郷の鎌倉で、第二次世界大戦中も鎌倉は文化遺産が多かったから空襲を受けなかった、と聞きましたが、戦争が長引いたらどうなるかわかったものではありません。

さて世界遺産とは
1972年ユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産やそれに準ずるもの
との事です。
次にその世界遺産条約とは、長くすると「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」と言い
文化遺産および自然遺産が、衰亡という在来の理由のみならず破壊や損傷といった新たな危険にさらされていることに留意し、これらの重要性を明記し、これらの保護を国際社会全体の任務としている。締約国には、全人類に普遍的な価値を持つ遺産の保護・保存における国際的援助体制の確立および将来の世代への伝達を義務付けている。
のだそうです。

日本の世界遺産は2018年2月時点で以下になります。

文化遺産

  1. 法隆寺地域の仏教建造物
  2. 姫路城
  3. 古都京都の文化財
  4. 岐阜県 白川郷・五箇山の合掌造り集落
  5. 原爆ドーム
  6. 厳島神社
  7. 古都奈良の文化財
  8. 日光の社寺
  9. 琉球王国のグスク及び関連遺産群
  10. 紀伊山地の霊場と参詣道
  11. 石見銀山遺跡とその文化的景観
  12. 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡
  13. 富士山―信仰の対象と芸術の源泉
  14. 富岡製糸場
  15. 明治日本の産業革命遺産
  16. ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-
  17. 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

自然遺産

  1. 屋久島
  2. 白神山地
  3. 知床
  4. 小笠原諸島

寺社仏閣に限るわけでもなければ、大昔のものでないといけないわけでもなく、単一の建築物とも限りません。

では、次回は奈良の文化遺産を巡ってみようと思います。

梅木千世でした。

Visited 1 times, 1 visit(s) today

Post navigation

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です