墓じまいについて考えよう

以前にもこのブログで「葬儀について考えよう」という投稿をしたことがありましたが、やはりお墓の維持は費用のかかるものです。

また、もしも自分しか行かないような状況になった場合、自分の死後そのお墓をどうしますでしょうか?

そこで今日のテーマは「墓じまい」です。

「先祖の墓をおしまいにするなんて・・・」となりそうですが、墓にお参りするのが自分だけといった状況の場合、いずれは誰も来ないお墓になってしまうことが考えられます。

たとえば我が家の場合、僕が死んだあと(僕は祖母と同じ墓には入らないので)、息子が会ったことの無い曾祖母のお墓に参らないといけないかというと、ちょっと微妙かも知れません。

都立霊園の場合

墓地により方法は異なるかと思いますが、都立霊園(八柱、谷中、青山、小平、多磨、雑司ヶ谷、染井、八王子の8ヵ所あります)にお墓があったら、墓じまいして以下の3個所にある合葬墓に移る、という選択肢もあります。

こ3個所の葬墓へは無料で納骨できるそうです。

これを施設変更と呼ぶのですが、7月、10月、12月のいずれかのタイミングで申請すると無料で利用可能とのこと。

有償のプランも視野に入るなら、僕なら海洋散骨してほしいと息子に遺すかも知れません。
散骨できる場所は決められていたと思うのですが、価格的には意外と3万円未満でした。

お墓が残らないので、自分の葬儀であればそのまま海に還るのもよいかなと思っています。

納骨代行・戒名彫刻

お墓に話を戻すと、納骨というものります。どんなことをするか知っていますでしょう?

基本的には骨壺を入れる骨室(カロート)を開けて骨壺を納めるのですが、これは業者さんがやってくれます。(簡単には開かない事も多いと思いますし)

納骨の他には、墓石本体(竿石)の側面、背面、または、墓誌(霊標)へ法名・戒名、没年月日、俗名、年齢等を彫刻してもらいます。

これがないと誰のお墓かわかりませんしね。

都立の霊園それぞれの納骨式、法名・戒名彫刻を行っており、価格も掲載されます。

永代供養、というのはその墓地の存続する限り墓地のほうで供養してくれるという意味になります。
三回忌回忌といった法要を営むのであれば別途コストは必要になりますが、手続きとしてはこれ一回とすることも可能です。

自分の後のお墓はどうする?

子供やがお墓を維持してくれるなら自分にとっては嬉しいことではありますが、

自分の事ならこれまで、と自分で判断する場合もあると思いますし、やむを得ない事情で継続的な維持が難しくなってしまう場面もあると思います。

供養は大事ではありますが、自分の死後や、万一供養する人がいなくなってしまった場合についても考えてみてはと思いました。

墓じまい・海洋散骨・永代供養がワンストップ

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