ここまでに出てきた変数は、1つの箱。1つの数値などを代入して保存しておくことができるものでした。
これに対して、配列変数は、従来の変数が横に並んでいるようなものを想像すればよいかと思います。
配列は0番目、1番目など複数の箱をインデックス値と呼ばれる番号や、キーと呼ばれる基準値で呼び出す事ができます。
例えば都道府県のデータで0と言ったら北海道が出てくる、1と言ったら青森県が出てくる、などです。
Pythonには紐付いたデータを格納・操作するための配列に「リスト」「タプル」「辞書」があります。
データ型の中で、少し雑にリスト、タプル、辞書についての機能を表にします。
種類 | 書き方 | 特徴 |
---|---|---|
リスト | a = [1, 2, 3] | 要素の書き換えができる インデックス(データ内での順番)で読み出す |
タプル | a = (1, 2, 3) | 要素の書き換えができない インデックス(データ内での順番)で読み出す |
辞書 (連想配列) | a = {“koumoku1”:1, “koumoku2”:2} | 要素の書き換えができる キー(文字列もしくは数字)でで読み出す |
この、書き換えができる型をミュータブル、書き換えができない型をイミュータブルと言います。
例えば、変数はイミュータブル、リストはミュータブルです。