江戸五色不動 目青不動〜松陰神社

江戸五色不動の残るは青と黄の二ヶ所です。黄色が二ヶ所あるからですが…。
まずは三軒茶屋の青目不動から。

こちらは三軒茶屋の駅からかなり近く、数分でつきます。

ここの不動明王はブロンズ製で、見た目がかなり美しい…と思っていたら、見えるのは本物の不動明王像ではなく、本物は秘仏なのだそうです。

納経するわけではないので、御朱印は受付があった場合のみお願いする主義のため今回はもらえなさそうと思っていたら、寺務所の戸が開いていて、向こうから話しかけてもらえました。

世田谷線で松陰神社前に移動します。
明治以降に祀られた日本で最も新しい神の一人ですね。
厳密には東郷神社の方がさらに新しいですが。

御朱印の受付があったので、こちらも御朱印をもらって来ました。
ここには吉田松陰のお墓があるのですが、これは松蔭の知名度からは意外なほど質素なお墓でした。
そこもまた吉田松陰らしいかも知れません。

松下村塾のレプリカが見れます。
正しくは萩の復元された松下村塾のレプリカとの事です。

桂小五郎や高杉晋作、久坂玄瑞が学んだ塾ですが、やほり意外に小さい印象ですが、
司馬遼太郎の世に棲む日日を思い起こすとイメージ通りかも知れません。

同じく司馬遼太郎の小説で、高杉晋作たちが処刑された松蔭の遺体を改葬する話があるのですが、”高杉晋作たちの倒幕運動はこの時始まった”という下りの、まさに現地ですね。

梅木千世でした。

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