ハインリッヒの法則(もしくは1:29:300の法則)
アメリカの損害保険会社の調査部で働いていたハインリッヒさんが発見したリスク管理の法則。
「1件の重大な災害があった場合、その裏には29件の軽災害があり、更に、その裏には300件の”ヒヤリとする”軽微な事故がある」
というようなもの。
300件の軽いアクシデントを回避すれば一件の重大事故を防ぐ事ができる。
一件の重大事故を起こしたら300件のアクシデントを防ぐ施策をしなければ根本的解決にならない。
例えば雪印乳業は2000年に集団食中毒を起こしたが、
これで言うと健康被害にならない程度の衛生上の不備の発見を300回に達する前に改善すれば集団食中毒は起きなかった、かも知れない。
連日、元従業員がインタビューで告白してたし…。
その後雪印はメグミルクになって再スタートしたが、
メーカーごと再スタートするというのも方策の一つなのだろうと思われる。
…しかしこれではバードカフェ騒動はうまく説明できないな。
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