シングルファザーの手引き

今日のテーマはシングルファザーの手引きです。
別に推奨してるわけではないですし、そんなもの手引きしてどうするという話ですが、世の中いろんな事があるので、もしその場合になったら気にする事とかをまとめようと思います。

親権について

シングルファザーという事は、まず死別するか離別をしていて、かつ親権を持っている人という事ですよね。
離婚後も親権を持っていると言うと、
「離婚て興味あるんだけど、親権ってどうやったら取れるの?」
と男性から聞かれます。社会の闇ですね
ところが。
答えは「取れない」です。
仮に奥さんが不倫してたとしても、ほとんどの場合はお母さんが親権を取るので、父親が親権を持ってるのは

  1. 母親が親権を取ろうとしなかった
  2. 死亡した

の2パターンのみです。
重篤な病気とかでも前者に入ると思います。
もしかしたら「育児は放棄したけど親権は主張したら取れなかった」というお母さんもいるかも知れませんが、今のところ聞いた事はありません。

奥さんが不倫していて、かつ奥さんが間男に貢ぐなどして固有の借金があるというような場合はさすがに旦那さんが取れる気もしますが、一般的なケースではないと思いますし、今のところ聞いたことがありません。

何か調停する事があるなら、申し立てしたい方が家庭裁判所に行きます。
家庭裁判所の調停を裁判のように考えている人がいますが、調停は裁判ではなく、法廷に行く事もありません。

ただし、最後まで同意できなければ次は裁判になります。

調停する事が特に無ければ、区役所に行って離婚届の子供の養育の欄に父の名前を書けばシングルファザーになれます。



児童手当と児童扶養手当をもらう

さて、晴れて(?)シングルファザーになったら、まずは行政の手当をもらいます。
ここで注意するのは、例え同居していなくても、元奥さんに住民票を移してもらわないと「育児する人いるんじゃないの?」という事で児童扶養手当が受けれません。
育児しないのであれば、一刻も早く移してもらわないと手当をもらえるのが遅くなり、その分受け取れる額が減ります。
さて手当は自治体より変わりますが、次の二つがあります。
他にもあったらそのうち追記します。

  1. 児童手当

    児童を養育している人は原則もらえます。額は所得によって変わります。

  2. 児童扶養手当

    これは離別、死別、または一定の障害状態にある養育者に支給されます。

シングルファザーは児童手当と児童扶養手当の両方をもらえますが、それなりに所得がある人は後者が減額、もしくはもらえません

これらは年に数回の現状報告をすると、何ヶ月分かをまとめて振り込まれます。


※画像はイメージです。こんなにもらえません。

シングルマザーの多くは全ての手当を受けれる可能性が高いですが、世の中には扶養してくれる男性ができても、手当を受けるために、あえて入籍しない人もいるとか何とか。
でも住民票移さないのは不便と思いますけどね。

年末調整でより課税される?

今までかかっていた奥さんの保険、年金が無くなるので、所得が増えそうに感じますが、実際に年末調整をしてみると扶養家族が一人減った分の控除が減って、12月の手取りが減ってました。
このへんは税制度に詳しい人に尋ねて下さい。
基本的に男性だとシングルマザーに比べて、税金の優遇や行政の手当は薄いです。
そのへんは頑張って働きましょう。

保育園は3種類ある

次に気にするのは保育園です。
保育園に入れないと仕事に行けません。
とりあえず東京都の場合、これは3種類あります。
1.認可保育園
2.認証保育所
3.認可外保育施設

  1. 認可保育園

    一般的にイメージする保育園はこれです。
    区が運営しているので、費用がかなり安いですが、区によっては終わるのが19時くらいなので、お迎えの時間のために転職するお父さんも多いとか。
    基本的には区民の子供が通いますが、席が空いていれば区外の子も入れます。ただし2席空いていないと入れないので狭き門です。

    さて、会社員をしているとどうしても夜が遅いので、夜をどこかに預けなくてはいけません。
    うちの場合は夜になると会社を私用外出し、遅くまでやってる託児所に預けて、また会社に戻っていました。二重に費用がかかるし足も疲れますが、認可外に一日中預けるよりはかなり安いです。二重保育と呼ばれる状態らしいです。
    認可保育園のみの保育料は、お昼込みで3万〜4万円くらい。所得によって変わります。
    入園は区役所の保育課に行きます。

    港区には夜までやってる保育園もあるんですけど、区民外はなかなかは入れませんねぇ…。

  2. 認証保育所

    区ではなく東京都が運営している保育所です。
    認可保育園よりも費用が高くなり、園児一人あたりの占める面積などの規定がゆるいですが、基本的に駅近くにあり、認可よりは遅くまで開いています。
    費用は上限を7万円として施設が設定します。
    また認証保育所にも2種類あり、施設の形をしているのと、家庭の一部を使っているような場所でA.Bの型に別れます。
    入園は施設に直接問い合わせます。
    公営のはずですが、区役所で紹介してくれません。

    以下に認証保育所の一覧がありますので、都合似合う所を探してみるのもいいでしょう。
    東京都認証保育所一覧(A型・B型)

  3. 認可外保育施設

    私設の託児所です。
    費用は行政の補助が薄いため、圧倒的に高いですが、何をするかの制限も無いので、託児所によっては何から何までやってもらえます

    うちの場合は朝から夜まで預けて、ご飯とお風呂と歯磨きまで入れて月に20万円少々かかっていました。
    「保育料のために働いてるみたいだね!」
    とか言われましたが、
    自分は子供を育てるために働いているので、何ら不自然ではないです。
    そもそも一人ぶんの月の生活費に等しいので、それほど高くは感じません。

    認可外保育施設は、基本的に探したい場所でWeb検索して探します。
    入園は施設に直接問い合わせます。

かかりつけ医院を確認しよう

一歳くらいまでの子供はよく体調を崩すので、どこの医院によく行くのか確認しましょう。

でもシングルファザーの場合は、通勤経路にある駅近くが一番いいです。

でもクリニックよっては予防接種が受けれないところもあるので、それはそれで別に探しましょう。

最初戸惑うのですが、東京都は子供は医療費無料なのですが、保険証の他に医療証が必要なので予め探して保管しましょう。

さらに別の話で、子供が体調を崩しても会社に行かなければいけない場合は、病児保育をしてくれる保育施設を探す必要があります。ただ僕は利用した事がないので施設に問い合わせ下さい。

だいたい遅くても18時には終わってしまうので、潔く自宅作業にした方がよい場合も多いんじゃないかと思います。

予防接種について

子供が何の予防接種を受けたかは母子手帳に書いてあります。

お母さんが受けさせていなかったら急いで受けさせましょう。

お母さんいないのに母子手帳とはこれいかに。

この中の必須の予防接種は受けられる月齢に自治体から連絡が来ます。

必須の他に任意の予防接種というのもあり、B型肝炎、おたふく風邪は受けておくのを勧められます。

これは有料で4000〜6000円かかりますが、子供の健康に比べたらティッシュペーパーより軽い費用です。

 

区の制度を見てみる

住んでいる区で利用できる制度が無いか確認してみると良いと思います。
うちの場合は、子供を泊まりで預かってくれる家庭や、一日に決まった時間預かってくれる家庭と、そこに子供を預けたい家庭に紹介してくれる制度があります。
費用は行政だけに相当安いですが、頼める事に制限があります。

他にもゴミ処理券や都営交通が無料になるチケットがもらえる事もあるようです。会社員は所得が高いので利用できない可能性が高いです。

いまだに男性トイレにはおむつシートが無い

父親も育児に参加しろ!という意見もあると思いますが、参加しようにも、駅のホテルには、女性トイレにしかおむつシートが無い場所がけっこうあります。
ファミレスですら男性トイレには無い場合があります。

誰か公共施設の男性トイレにおむつシートを設置する運動とかしていないものでしょうか?

ちょっといい事

逆に良い事です。
ベビーカーだと、何かの都合で女性専用車に乗ったとしても嫌がられません。むしろ微笑まれます。
席を譲られる事すらありますが、ベビーカーは停めてしまえば普通に立ってるのと一緒なので断ります。

あと、頻繁に知らない人が子供におかしをくれます。
行政の手当は薄いと書きましたが、多分世の中の人は子供連れのお母さんより、子供連れのお父さんに優しいです。

以上です。
シングルファザーになると、やる事はかなり増えますが、最強の免罪符でもあるし、やはり子供は可愛いのでそんなに悪いものではないです。
梅木千世でした。