if文とは条件によって処理を分岐させるための構文です。if文のifには英語で「もし~ならば」という意味があり、プログラムで「Aという条件を満たすときにBという処理を実行する」という場合はif文を使います。
if文には、条件式と処理内容を記述します。条件式がtrueの場合に処理が実行されます。条件式がfalseの場合、処理は実行されません。ここでいうtrue(真)およびfalse(偽)はboolean型の定数です。条件式の記述には比較演算子「==」「>」「<」がよく用いられます。
では、前回作った計算機にif文を使い、入力されなかった場合にalertを出すようにしましょう。
まずはHTMLからですが、前回のを使いまわしてしまいます。
<input type="text" id="keisan01">
<input type="text" id="keisan02">
<button onclick="keisan()">たす</button>
<button onclick="kakeru()">かける</button>
<button onclick="hiku()">ひく</button>
<button onclick="waru()">わる</button>
<div id="kekka"></div>
続いてJavaScriptですが、
入力欄から取り出した値を整数としてx,yに代入した後にif文を入れます。
ここではif(もしも)tasu/tasareruが空欄(セミコロンの間が何も無し)だったらalertを表示するようにします。
function keisan() {
tasu = document.getElementById('keisan01');
tasareru = document.getElementById('keisan02');
x = parseInt(tasu.value);
y = parseInt(tasareru.value);
if (tasu.value == ""){
alert("たす数字が入力されてないよ!");
return;}
if (tasareru.value == ""){
alert("たされる数字が入力されてないよ!");
return;}
b = x + y;
kekka.innerHTML = b;
}
掛け算の方はさらにギミックをつけて、もしも計算結果が100を超えていたら背景を変更するようにしてしまいましょう。
function kakeru() {
tasu = document.getElementById('keisan01');
tasareru = document.getElementById('keisan02');
x = parseInt(tasu.value);
y = parseInt(tasareru.value);
if (tasu.value == ""){
alert("かける数字が入力されてないよ!");
return;}
if (tasareru.value == ""){
alert("かけられる数字が入力されてないよ!");
return;}
b = x * y;
kekka.innerHTML = b;
if (b > 100){
document.body.style.backgroundImage = "url('何か画像のパスをここに入れます')";
}else {
kekka.style.color = "#00ff66";
}
}
なんの画像が出るかはお楽しみです。
結果が出ます
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