あらすじ
大昔の妖怪が現代のインターネット対局でハンドルネームのままプロ棋士相手に無双して現代のトップ棋士とタイトル戦をする話。です。ちょっと聞いたことありますね。
囲碁ではなく、ジャンプでは珍しい将棋マンガ。とはいえ某囲碁マンガと共通点は多いかなと思います。
第18話
久々に岩本六段の配信から始まります。
というか、まだ配信やってたんですね・・・。
意地悪な視聴者としては、またGENさんにボコられるのを見たいところですが、
「ちょっとちょっと皆ひどいですよ」
と言いつつGENが来ないのを祈る岩本六段。願い叶ってか相手はGENでないユーザーです。
「よしGENじゃない。勝った!」
と喜ぶ岩本六段でしたが、相手は実は天草五段。
段位は上ですが油断したのか、岩本六段またも敗北。実力者のはずなんですが・・・。
翌日は対局だったらしく、先輩権限を使って自分の配信の間はネット将棋禁止を言い渡します。
さて天草五段、塔矢アキラよろしくネットでGENを張ってたようです。
ちっとも対局できないのでとうとう元さんの前に現れますが・・・。
将棋はけっこう段位ごとの差が大きい気がするんですが、天草五段は竜王の弟子だけあって、油断したり動揺している上段者なら勝てる模様です。
これはGENさん正体バレますね。吸血鬼だとバレさえしなければ問題なさそうですが・・・。
第17話
穴熊囲いを覚えたアンナさん。
しかし固めすぎても逃げ場が無くなるのも将棋ですよね。
そしてアマ竜王戦の前優勝者中溝さん登場。
彼もネット将棋をしていたようです。ところがトップアマの彼を粉砕する猛者が登場・・・と思ったら天草五段でした。
どうやらGENを探してネット将棋を始めた模様。
四方八方からモテモテですね元さん。
第16話
町野四段に勝利する元さん。
岩本六段、天草五段に勝ってるのでここで負けるはずはなかったのですが、長時間の対局による集中力の途切れで悪手を打ってしまう、というピンチでした。
第15話
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第14話
ちゃっかり解説で再登場する岩本六段。
そして生八ツ橋うまい!
そこで突然の地震発生。
描写を見る限り東日本大震災クラスの大地震なんですが、大丈夫なんでしょうかこの世界・・・。
冷静に指示を出す紀州棋聖も相当なメンタルの持ち主ですが、微動だにせず盤面を眺め、落ち着いたら冷静に駒を並べ直す新堂竜王。
まさに鉄面皮。紀州棋聖はこの時点でメンタルで敗北します。
慌てふためく岩本六段との差が棋力の差に繋がるのでしょうか。
新堂竜王の驚異を再確認する紀州棋聖。
「彼は人ではない」
その上で人外の新堂竜王から2勝取った紀州棋聖も相当ネジが飛んでると思いますが、とにかく元さんの最終目標は新堂竜王で確定しました。
この世界観だとマジで人でない可能性もあるんですけどね。
第13話
紀州棋聖登場。
実に悪そうな顔ですが、昨今の将棋の不人気を嘆きます。現実世界では藤井聡太王将の活躍で低迷というほどではない気がするんですが、とにかく嘆いています。
将棋は群雄割拠が面白い。
将棋業界がもっと盛り上がれば、才能の持ち主が将棋業界に残り人気を集め、更に盛り上がる好循環が生まれます。
実に同感です。刈り込み入ってるのに棋聖の棋士だって現れるかも知れません。
「竜王のタイトル、頂戴します」
え・・・紀州棋聖が勝ってもタイトルホルダーは増えないんですがそれは・・・。
まあ第一話の時点で新堂竜王と対局するのは確定しているので、普通に新堂竜王が勝つでしょう。
第12話
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第11話
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第10話
ちょっと絵が雑かも知れません。
塔矢アキラ枠ではありますがベスト8でのアマ最強・宮内との対局。
宮内は成果主義の教育に疲れてしまった英才教育児。
将棋は楽しかったのに成果主義に馴染めずプロに進まなかった宮内ですが、負けてもいいアマ対局で唯一自分より強い元さんと対局する事で将棋の楽しさを思い出します。
結果は元さんが勝利し、宮内により対プロ棋士戦の扉が開きます。
この回ではプロの強さが強調されます。
「現代のプロ棋士とは将棋の歴史そのもの」「将棋に一生を捧げ勝利を追い求め戦い続ける覚悟を決めた者たち」
他のセンスで左右される競技と違い、将棋は論理を追求する事が強さの一つなので、上位のプロともなれば過去の棋譜は当然研究していると思いますので、「プロとは将棋の歴史」とはそういう意味かと思います。
現実世界の藤井聡太王将(竜王・王位・叡王・棋聖)や羽生善治九段の活躍もある意味その上に成り立っているとも言えるかと思います。
その昔、プロ棋士はアマチュアに負けたら看板を下ろす覚悟で望んだそうなので、この後元さんが対局する棋士はその姿勢で臨んでくるでしょう。
ちょっと話は飛びますが、僕は子供に4歳から空手を教えていて、子供に英才教育を施すのは良いと思うんですが、とはいえ子供に対し成果主義を望むのも良くないかと思います。
しかし試合に勝つ姿勢で練習せずに負け癖を付けさせるのも良くないと思いますため、空手を楽しませる事との両立は非常に難しいものです。宮内のお父さんの苦労が察せられますね。
第9話
前回登場の宮内町は塔矢アキラ枠でした。
アキラと違って勝ち抜く事に価値を見出すのがつまらなくなってしまいプロを拒否した宮内。
最初は楽しかったのに、親に無理やりやらされてた英才の典型みたいな子だったんですね。
元さんに敗北して熱血化して再度プロを目指す気がします。
第8話
アマ強豪キャラ登場会。
遅咲きの天才・塩田と英才宮内。まずは塩田と対局ですが、難無く突破。
塩田の決めゴマでは右桂馬は動いているので、決着シーンでは盤面を(おそらく隆ノ介が)反対から見ているので、元さんはと金で投了させた模様。
前に塩田の歩がいるので直進したわけではなく、中央あたりから回り込んだ様子。右辺を虐殺して完勝したようです。
奨励会に行かずにプロになる方法を初めて知りました。
50万円(税別)は高いですが、プロになった後に勝ち抜けるなら収入に大して安いんじゃないでしょうか。
第7話
キャッシュカードを出せ、暗証番号を教えろ、金を置いてここで滅びろ、化け物
吸血鬼ハンター(?)の女性のセリフとしてはどうなんだという感じですが、今週はほとんどが隆ノ介の逃げ回る話となります。
先週は人狼か何かかと思いましたが、やはり人間ではないらしく、街ごと破壊するような勢いです。この世界の吸血鬼は基本動物の血で良いようなので、誰にも迷惑はかけていないのですが、宗教的な意味合いで追い回しているのでしょうか。
さて見事に撒いた隆ノ介。元さんの応援に行きますが、その日の対局は終了。翌日も日中は出歩きたくないのか、そのまま元さんのホテルに泊まろうとします。
嫌がる元さんに土産のアメリカパイソンの血を差し入れして居座ります。
「お前からもらったもんは口にできねぇ」
という台詞からすると、過去に聖水とか有害なものを飲まされた事があるのでしょうか。
しかし現在の隆ノ介は元さんの純粋なファンなので、自分で検毒して見せます。
「うめぇ」
と感心する元さん。
リフレッシュして翌日に備えます。
この感じだと、吸血鬼ハンター?と戦いながら竜王戦を勝ち抜いていく話になるのでしょうか?
そうすると呼び込んだのは隆ノ介なので、なかなかトラブルメーカーな仲間になりそうですね。
第6話
なぜかレギュラー化してきた埼玉代表さん。
扱いはアレですが、アマとしてはかなりの実力者のようで、ベスト4入りを狙います。
ヒカルの碁でいえばフクくんくらいの実力なのでしょうね。関係ないですが、昔同人ゲーの受託開発引き受けてた頃にこういうビジュアルのキャラよくいました。
そして久々に登場、隆ノ介。
よほど退屈な数百年を過ごしているらしく、吸血鬼が日の目を見る事に興味津々の様子。邪悪な顔をするワリによほど元さんの応援に行きたいらしく、
「見に行きたい」→「行くか」の即落ち2コマとなります。
そこで偶然遭遇した、犬を連れたお姉さんに吸血鬼だと見破られてしまい・・・。
今のところこの作品に悪い人は登場しないので、このお姉さんも良い人な気もするのですが、ストーリー的に考えると、この人はバンパイアハンターの人狼か何かで、隆ノ助のピンチに元さんが欠場に危機に陥ったりするんですかね?
知りもしない将棋の現場に行かされる記者業のわりに、豪華な部屋に住んでますね隆ノ助。
第五話
日常回。
竜王戦の合間の元さんが子供達と対局したりするのですが、ヒカルの碁にもいたような大人気ない強い人(アマ埼玉代表)を完膚なきまでに打ちのめす元さん…なのですが、
角がありえない位置にいたり(取った角だとすると自分のはどこに)歩がまったく動いていない(囲いを作ってないし崩してもいない)内側に持ち駒をはって投了させていたりと、ちょっと筋の見えない盤面でした。
第四話
天草五段とのエキシビジョンマッチ。
天草五段は飛車角落ちを提案しますが、平手のガチ勝負を希望する元さん。
最初は優勢の天草五段。ライジングインパクトのランスロットみたいな事を言い出します。最善手が光として見えるとの事。
しかし相手が吸血鬼ですので、優勢が崩れると見えなくなってしまいます。
あわや元さん勝利か?というところで新堂竜王が登場。対局を中止させてしまいます。
このまま続ければ19手後に天草五段が詰まれていたと看破する竜王。元さんがネット世界のGENだと気付きます。
さて、盤面はよく見えなかったのですが、天草五段は居飛車の櫓囲い?でした。どう崩したかはわからないのですが、歩を張って崩した模様。歩の背後には何もいなかったので、何も効いておらず、桂馬も少し遠いです。その後に天草五段の竜王が攻め込んで成っているところを見ると、釣り歩のようなものだったのでしょうか?
ともあれ五段と因縁ができてしまったので、本戦出場は確かなように思いますね。
第三話
ここで、ようやく月山さんの(今の)本名が判明。月山元さんでした。元四郎は江戸時代の名前でしょうか。
昼間は倒れてしまう吸血鬼の元さんは、太陽に慣れるため、竜王戦以外の大会も出場して勝ち抜き続けている様子。
そんな中、ある大会の優勝者はプロ棋士・天草五段とエキシビジョンで対局する事に……。
冷静に考えると、これはエキシビジョンで竜王戦とも関係ないのですから辞退すれば良いのですが、元さんはプロ棋士との対局なので喜んでやりそうですね。
第一話で岩本六段に勝っているので、格付の上なら夜やれば勝てる相手ですが、日中で既に消耗しているのでかなり苦しいかと思います。
第二話
さて将棋教室の存続のため、ビル改築費4000万稼ぐのを目標に竜王戦に出る月山さん。
確かに賞金が明確になってるのは竜王戦だけで、第一話の冒頭でタイトル戦に出場できるのは確定しています。
とはいえ日中は弱い吸血鬼ですし、この回の竜王戦でタイトル挑戦できるとは書いていませんので、負ける可能性は普通にあるのではと思います。
予想通りアマチュアリーグは無双状態で勝ち抜きますが、昼間の外出は辛いのか、途中で倒れてしまいます。
そこに彼を知る別の吸血鬼が現れ……。
この世界の吸血鬼って普通に働いているんですね。しかも昼職。
前回優勝者に完勝する月山さん。
どのように勝ったかは判然としませんが、相手の囲いの内側に金をはって詰みにしたようです。敵の囲いを崩す前に二枚金で勝ったのでしょうか。
第一話
基本設定の紹介となる一話。吸血鬼の月山さんことハンドルネームGENさんは、あまりに余りまくった時間を江戸時代頃に覚えた将棋に費やしていました。
300年に及ぶ時間は将棋の凡才だった彼に人間が到底経験できない膨大な敗北を与え、その結果として現代日本では人間の到達できない領域に到達させたのですが。。。
第一話から強豪岩本六段とのネット対局。難なく投了勝ちを納めるのですが、コマから見える限りは、岩本六段はと金一つに投了していて、と金の背後になにが効いているのか今ひとつ戦法がわかりませんでした。
とはいえ第一話で六段を下してしまったので、今後アマチュア大会では無双できるのが確定していますね。
月山さんはビル老朽化のため閉鎖する将棋教室存続のため竜王戦に出場します。
アイラブ将棋!
梅木千世でした。
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