それでは、簡単なjavaを書いてみましょう。
「SAMPLE」と表示するコード
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public class Main {
public static void main(String[] args){
System.out.println(“SAMPLE”);
}
}
実行結果:[SAMPLE]と表示される
■public class Main
publicはアクセスレベル。どこから実行できるかの意味。
classは最も外側の{}の間が一個のかたまりである事を指し、Mainはその名前。Mainの部分は呼び名であるので本来なんでもよい。
{}内はメソッドと呼ぶ。
■public static void main
publicはクラスと同じくアクセスレベル。
staticは記憶クラス指定子のひとつで宣言したオブジェクトが静的記憶クラスだと指定する。
voidはmainメソッドが戻り値を持たない。
String[]は引数の形、argsは引数の名前。
■System.out.println
「出力表示する」()内は出力される値。
アクセスレベルとは以下。
アクセスレベル | 同じクラス | 同一パッケージ | サブクラス | すべて |
public
|
○
|
○
|
○
|
○
|
protected
|
○
|
○
|
○
|
×
|
指定無し(デフォルト)
|
○
|
○
|
×
|
×
|
private
|
○
|
×
|
×
|
×
|
javaで四則演算してみる
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public class Main {
public static void main(String[] args){
System.out.println(“計算をします”);
int x;
x = 6;
System.out.println(10-x);
}
}
実行結果:[計算をします 4]と表示される
■ここで言うintは整数の意味。
小さい数ならshort、大きいならlongを使う場合もある。
これが小数ならdoubleかfloatで、
float x; などのようになる。
変数の利用
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public class Main {
public static void main(String[] args){
int combatPower = 530000;
System.out.println(“私の戦闘力は”+combatPower+”です”);
combatPower=1000000;
System.out.println(“変身したので”+combatPower+”です”);
}
}
実行結果:[私の戦闘力は530000です
変身したので1000000です]と表示される
■整数による変数combatPowerに530000を代入し、printlnで出力する。
その後1000000を代入したので次に出力すると1000000になる。
仮に上書き上書きされたくない変数は、finalを使い
final int combatPower = 530000;
と記述する。(それでも代入しようとするとコンパイルエラー)
●Math.max() 「引数を比較して大きい方を表示する」
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public class Main {
public static void main(String[] args){
int a = 5;
int b = 3;
int maxno = Math.max(a,b);
System.out.println(“aとbを比較すると”+a+”と”+b+”なので大きいのは”+maxno);
}
}
[実行結果]「aとbを比較すると5と3なので大きいのは5」
●Integer.parseInt ()で入力された変数の形式を変更する
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public class Main {
public static void main(String[] args){
String year = “2014”;
int y = Integer.parseInt (year);
System.out.println(“入力されたのが文字列だったので、整数”+y+”に変換しました”);
}
}
[実行結果]「入力されたのが文字列だったので、整数2014に変換しました」
ただし文字列が数字でないと整数に変換できないのでコンパイルエラー。
●java.util.Random( ).nextInt()で乱数を作る
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public class Main {
public static void main(String[] args){
int combat = new java.util.Random( ).nextInt(10);
System.out.println(“戦闘力・・・”+combat+”だと・・・?”);
}
}
[実行結果]「戦闘力・・・6だと・・・?」
2番目の引数の中が乱数の基準。
この場合は10なので0から9までの乱数のいずれかがランダムに出力される。
public class Main {
public static void main(String[] args){
System.out.println(“あなたの名前を入力して下さい”);
String name = new java.util.Scanner(System.in).nextLine();
System.out.println(“ようこそ”+name+”さん”);
}
}
実行結果「ようこそ(入力名)さん」
■「nextLine」の場合は文字列「nextInt」の場合は数値を受け取る。
●Booleanを使いif文を作る
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public class Main {
public static void main(String[] args){
Boolean comand = false;
if(comand == true){
System.out.println(“スライムが現れた!”);
}else{
System.out.println(“滝つぼに落ちてしまった!”);
}
}
}
実行結果「滝つぼに落ちてしまった!」
■Booleanで変数comandがtrueかfalseかを判定する。
例文ではfalseなので「trueでなかった場合」滝つぼに落ちてしまう。