今日はループです。
一般的に、プログラム言語でループにはfor文とwhile文の2つがあります。
for文によるループ処理
繰り返し処理の1つ、for文です。
決められた階数の連続処理を行います。
では例として、HelloWorldを10回出力します。
for i in range(10):
print(“hallo world”)
出力結果
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
hallo world
rangeの()が繰り返し回数です。
次は、わかりやすいように行に番号をつけます。
例)
for x in range(0,10):
print(“hallo world No.” + str(x))
出力結果
hallo world No.0
hallo world No.1
hallo world No.2
hallo world No.3
hallo world No.4
hallo world No.5
hallo world No.6
hallo world No.7
hallo world No.8
hallo world No.9
xは変数なので何でもよいです。特に理由が無ければ「i」がよく使われますが、とりあえず未知のものという意味で「x」にします。
文字列に接続して、その時の変数xを数値として出力します。
rangeの値に達したらループを抜けてしまい出力しないので、10の行は出力されません。
while文によるループ処理
続いてwhileです。
決められたルールにあてはまる間連続で処理をします。
例)
x = 0
while(x <= 10):
print(x)
x = x + 1
xに0を代入します。
条件式は10に達するまでとし、その時のxを出力した後に1を加算します。
1加算ですので0→1→2と増えていきます。必要に応じて四則演算したり乱数にしたりします。
メールフォームのプルダウンを作る
例として、メールフォームによくあるお客さんの年代を入力するフォームを作ってみましょう。
print(“<p>あなたの年代は?</p>”)
print(“<select name==\’nendai\’>”)
x = 10
while(x <= 100):
print(“<option value='” + str(x) + “‘>” str(x) + “代</option>”)
x= x + 10
print(“</select>”)
うまくいかない場合は記号とタブを打ち直してみて下さい。
HTMLで出力するのでタグの形にします。「”」は重複してしまうので、タグ内の方を「’」にします。
まず年代を尋ねるpタグを出力し、
フォームの名前である「nendai」を入れたselect開始タグを入れます。
初期値は10とし、
While文の条件式をxが100に達するまで、とします。
Optionタグにその時のxをvalueとテキストに入れたタグを出力し、
ループ内でxに10加算するものとします。
最後にselectの閉じタグを出力して終了です。
出力結果
あなたの年代は?
<select name=”nendai”>
<option value=’10’>10代</option>
<option value=’20’>20代</option>
<option value=’30’>30代</option>
<option value=’40’>40代</option>
<option value=’50’>50代</option>
<option value=’60’>60代</option>
<option value=’70’>70代</option>
<option value=’80’>80代</option>
<option value=’90’>90代</option>
<option value=’100′>100代 </option>
</select>
わずか6行で書けました!