久々に技術っぽいシリーズを始めようと思い、突然ですがPythonの学習を始めます。
「Pythonってなんぞや?」と言う人もいると思うので説明すると、Pythonは少ないコードで簡単にプログラムを作る事ができ、かつコードが読みやすい事で人気のあるプログラム言語です。
人工知能やWeb開発、教育の分野など広い分野で使われています。
1991年にオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサムという人によって開発された言語で、イギリスのBBCが製作した大ヒットコメディ「空飛ぶモンティ・パイソン」から来ているそうです。
実際にどのように見やすいかはPHPなど他の言語ができる人でないとピンとこないですね。
この記事はHTML、CSS、PHPが少しわかる人を対象にしています。
まず実行環境
実行環境はこれが参考になるのではと思います。
https://qiita.com/yniji/items/b1b20211846a5a9f189b
Pythonの禅
実行環境が設定できたら、Pythonにはちょっと面白い意思表示が隠されているので、表示してみましょう。何か行き詰まった時に見ると気持ちが静まるかも知れません。
入力
import this
#インポート”これ(Python)”
出力結果
The Zen of Python, by Tim Peters
Beautiful is better than ugly.
Explicit is better than implicit.
Simple is better than complex.
Complex is better than complicated.
Flat is better than nested.
Sparse is better than dense.
Readability counts.
Special cases aren't special enough to break the rules.
Although practicality beats purity.
Errors should never pass silently.
Unless explicitly silenced.
In the face of ambiguity, refuse the temptation to guess.
There should be one-- and preferably only one --obvious way to do it.
Although that way may not be obvious at first unless you're Dutch.
Now is better than never.
Although never is often better than *right* now.
If the implementation is hard to explain, it's a bad idea.
If the implementation is easy to explain, it may be a good idea.
Namespaces are one honking great idea -- let's do more of those!
HelloWorld
基本ルールです。
まずは定番の「HelloWorld」を書きましょう。
必ず必要なのは文字コードです。utf-8なら以下のように記述します。
coding: utf-8
これは必ず書くルールなので今後省略します
もし以下のコードを実際に入力して、エラーになる場合はダブルクォーテーションやカンマを半角英数で打ち直してみて下さい。
print(“HelloWorld”)
PHPでEchoと覚えた人もいると思いますが、多くの場合にお馴染みのPrint関数です。
()の中が適用され、値の場合はそのまま、文字列の場合は””で囲みます。
Print関数に限らず、Pythonは基本的に末尾は改行記号を入れなくても改行されます。
2行書く場合はこのようにしても書けます。
print(“HelloWorld”,)
print(“世界のみなさん、こんにちわ”)
行数を増やす場合「’(シングルクォーテーション)」3個並べると、複数行を扱うことができます。
print(”’hello world
世界の皆さん、
こんにちは”’)
逆にを1行でで改行したくない場合、文字列を接続子「,」で区切ります。
print(“HelloWorld”,”世界のみなさん、こんにちわ”)
この場合、出力された文字列は、スペースで区切られます。
これを3つの文字列に増やして、HTMLにしてみましょう。
print(“<h1>hello world</h1>”, “<p>世界の皆さん、</p>”, “<p>こんにちは”)</p>”)
出力は一例に出ますが、タグがブロック要素なので、HTMLにすると3行で出力されます。
少し違う方法で、行末の記号を変えるという方法もあります。
先程行末記号が無いと書きましたが、行末記号は表示が省略されているだけなので、これを変更する事もできます。
カッコの中に「, end=””」を記述すると、行末記号を「何も無し」に変更した事になります。
print(“HelloWorld”,end=””)
print(“世界のみなさん、こんにちわ”)