フォントの歴史を語ろう

モリサワ、写研とOpenTypeフォントを共同開発 24年にリリース

モリサワが写研の書体をOpenTypeフォントとして開発するそうです。
写研と言えば写植時代、多くのメジャーな書体を出していました。
この頃は新ゴはまだ無く、ゴナシリーズが定番でした。

DTPになってから主流となってるフォントは
新ゴ(新ゴシック)
リュウミン(龍文堂明朝)
などがありますが、ゴナと新ゴは非常によく似ていて、モリサワは訴えられた事もあるらしいです。

活版印刷自体がグーデンベルグに遡るとすると、
ウェディングテキストやヘルベチカと比べゴナやナウなど日本語フォントはかなり後発になるのですが、
DTP普及以後でも同じペースのまま普及に遅れをとっており、
前述のゴナに訴えられた騒動により
新ゴはそれまでのゴナと同じように使う事のできるDTPフォント、と位置付けられ足場を築いたとかなんとか。

現在は日本語独自フォントも増え、英語圏に劣らない発展をしています。
2バイト文字は作るの手間ですけど。

その昔、有楽町の伊藤屋で版下用紙にスノーマットを買って来てロットリングでトンボを引いたものです。
筆圧強いからペン先潰しちゃうんですよね。

梅木千世でした。

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